Ubuntu11.04の新UI UnityとVirtualBoxの怪

2011年05月03日

Q:新しいUbuntu11.04のUnityって何さ?

A:Windows等に見られるスタートメニュー方式でなく、デスクトップ上にランチャ(のみ)が置かれて、そこからアプリ等を起動する新しいUI

結論:EeePC用Linuxを嫌ってUbuntu入れてるんだから、こういうUIは自分には使いづらい

・VirtualBoxでUnityを有効にする方法(※Unityでシームレスモードにすると何も映らないので注意)
1.ホストOSのVirtualBoxのゲストOS設定でディスプレイ>3Dアクセラレーションを有効化にチェック
2.ゲストのUbuntuにGuest Additionsをインストール
  →ホスト側のウィンドウメニューのデバイスGuest Additionsをインストールを選び、ゲストで認識されたCDの中のVBoxLinuxAdditions.runを実行する
3.virtualbox-ose-guest-utilsをインストールする(参考:ココ
$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get install virtualbox-ose-guest-utils


・Unityを無効にする方法
1.再起動かログアウトしてからログイン画面でユーザーを選んだ後に、“Ubuntu クラシック”を選んでからログインすれば今まで通り使えます


追記 2011/05/03
Unity使い方とか
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Fedora13にXFCE導入の怪

2010年09月11日

 Fedora13に軽量デスクトップ環境として有名なXFCEを導入した時のメモです。GnomeやKDEがゴテゴテして重くなってきたと感じている方にはぴったりなデスクトップ環境です。

導入手順
・GUIからインストールの場合
 synapticかソフトウェアの追加/削除でXFCEを検索して、XFCE(xfce-desktop)をインストールします。

・CUIからインストールの場合
# yum groupinstall "XFCE"


ログインマネージャについて

 XFCE4にはログインマネージャがついていないようなので、GDMを利用します。gnome-desktopを削除してしまっても大丈夫ですが、その場合はgdmをインストールしときましょう。
# yum install gdm


おまけ
 KDMやXDMを利用したい場合は、インストールした後に/etc/sysconfig/desktopの下の項目を編集してください。
DISPLAYMANAGER="KDE"

・XDMのインストール
# yum install xorg-x11-xdm
・KDMのインストール
# yum install kdm

※XDMではXFCEがうまく起動しない場合があるので、xsessionについてよく調べてから行ないましょう。
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XubuntuにUIM導入の怪

2010年08月19日

UIMとは
 UIMはLinux等で利用される英語以外の言語の入力支援をする物です。日本語では、UIMの上にAnthyやmozcを乗っけて使います。UIMの他にはIBUSやSCIM等が有名です。

UIM導入の経緯
 2010年8月19日現在にUbuntuリポジトリで提供されている最新版のIBUS(1.2.0.20091215-1ubuntu4 lucid)では以下のような不具合がでたために乗り換えを決定しました。
・「こんにちは、せかい」と打とうとする。
・未確定文字で「こんんは、せかい」となり、確定文字として「i」が入力されてしまう
・最終的には「iこんんは、せかい」となる。

 そこでSCIMに乗り換えようと思い、導入したのですが、SCIM(1.4.9-2)とAdobeFlashPlayer10.1では、SCIM-bridgeにしていてもフラッシュ上で使う事ができなくなってしまう不具合が発生してしまったのでUIMを導入する事にしました。
 UIMでは、これらの不具合はなく快適に利用できています。今まで一番ストレスレスで使えているかもしれません。


UIMのインストール方法

 GUIでは、Synapticを起動し、UIMで検索してパッケージをインストールするだけです。コマンドラインでは以下のように。
Ubuntu
$ sudo apt-get install uim
Fedora
# yum install uim
同じように、uim-anthyかuim-mozcをインストールしてください。uim-mozcについは、下の記事を参照ください。
UbuntuでGoogle日本語入力(mozc)の怪
憩いの場さんのMozcの怪

UIMの種類
 UIMをインストールしてから、UIMをシステムデフォルトのIMに変更するのですが、UIMには以下のようにいくつか種類があります。
uim - uimのアイコン等の表示は一切無し
uim-systray - UIMのアイコンをシステムトレイに格納
uim-toolbar - GTKを使ってUIMツールバーを表示
uim-toolbar-qt - QTを使ってUIMツールバーを表示
 画面の表示領域が狭いので今回はuim-systrayを利用しました。とてもコンパクトで利便性に優れています。

UIMの設定
 システム>言語サポートからキーボード入力に使うIMシステムを上に書いた好きなものに変更したのちに再起動してください。コマンドでは下のようにします。
$ im-switch -c
 また、UIMの日本語切り替えはデフォルトでは、Ctrl+Spaceキーではできなくなっていて不便なのでシステムトレイのUIMアイコンを右クリックして、設定>全体のキー設定から"zenkaku-hankaku"があるところにCtrl+Spaceの設定を足せば、今までと変わりなく使用することができます。
 また未確定文字が汚く感じる場合は、設定>XIMからフォントを変更すれば綺麗になります。

2010/08/29追記
・UIMツールバーの表示コマンド
$ uim-toolbar-gtk
・UIMシステムトレイアイコン復帰
$ uim-toolbar-gtk-systray
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憩いの場さんのMozcの怪

2010年08月19日

 MozcはUbuntuでGoogle日本語入力(mozc)の怪で書いた通り、Google日本語入力からGoogleの膨大なサジェストデータを抜いたオープンソース日本語入力支援ソフトです。
 公式ではソースコードでの配布を行なっており、前回でも自分でビルドしてインストールしました。しかし、憩いの場さんの所で、Ubuntu用とFedora用にビルド済みのバイナリのリポジトリを公開してくれました。非常に便利なので利用しない手はありません。憩いの場さんに感謝しながら利用させていただいてます。

Mozc - Google日本語入力のオープンソース版(憩いの場さん)
http://linux.ikoinoba.net/index.php?UID=1273605455

 手順については、上のURL通りにすれば簡単です。必要な物は以下の通り。
・IM(IBUS/SCIM/UIMのどれか)各ディストリの公式リポジトリより
・MOZCサーバ(mozc-server+dict/mozc-serverのどちらか)憩いの場さんリポジトリより
・GUI部分(mozc-utils-gui)憩いの場さんリポジトリより
・各IM用MOZC(ibus-mozc/scim-mozc/uim-mozcのどれか)

※OSにあった物をインストールしましょう。

辞書について
 以前Google日本語入力用に作った和英辞書があるので活用ください。
Google日本語入力で和英変換の怪

Mozc公式
http://code.google.com/p/mozc/


2010/08/29追記
・Mozc辞書ツールについて
 UIMアイコンから辞書ツールを起動するとAnthy辞書ツールが起動してしまいます。憩いの場さんに書いてある解決方法の通り、コマンドから設定ツールを開始し、Mozc辞書ツールを起動しましょう。
$ /usr/lib/mozc/mozc_tool --mode=config_dialog


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Nautilus(GNOMEの標準ファイラ)の場所バーを常にパス表記にする怪

2010年08月18日

 いつの間にかNautilusにペンのアイコン(パス表記とボタン表記の切り替え)が無くなっていました。そこでどちらかに切り替える方法をメモしておきます。

パス表記に切り替える
$ gconftool-2 --set /apps/nautilus/preferences/always_use_location_entry --type=bool true

ボタン表記に切り替える
$ gconftool-2 --set /apps/nautilus/preferences/always_use_location_entry --type=bool false



参考
http://www.rebelzero.com/tweaking/button-mode-always-for-nautilus-location-bar/255

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Xubuntu(ubuntu)でWindows上のプリンタにアクセスできない場合の怪

2010年08月17日

概要
 Windows上で共有されているプリンターへXubuntuクライアントからアクセスして印刷する方法のメモです。
 流れとしてはSambaを使ってWindows上のプリンタを認識し、CUPS(Linuxでプリンタを扱うための物)でプリンタを追加します。

通常の共有手順
- 方法1 ブラウザから設定する
1.Firefox等のブラウザから、http://localhost:631と入力してCUPSにアクセスする。
2.管理からプリンターの追加を選び、Windows Printer via SAMBAを選んだら、後はプリンタを繋いでいるWindowsのIPアドレスやドライバ等をして終了です。

- 方法2 設定ツールを利用する
1.システム>システム管理>印刷を起動する。
2.追加を選んだらネットワークプリンタ>ネットワークプリンタを検索と進み、プリンタに接続しているWindowsのIPを入力したら、後は支持に沿って進めるだけです。


※デフォルトでドライバが無い場合はメーカーから、そのメーカーの手順に沿った方法でインストールしましょう。



追加できない場合
いよいよ、この記事の本題です。以下のような症状です。
- 下のエラーが出て追加できない場合があります。
client-error-not-possible

- /var/log/cups内のエラーログでは下のようになっています。
E [日付] [cups-driverd] Bad driver information file "/usr/share/cups/drv/sample.drv"!
E [日付] Returning IPP client-error-not-possible for CUPS-Add-Modify-Printer (ipp://localhost/printers/Canon-PIXMA-MP610) from localhost

- USBで直接接続した場合は印刷できる事を前提とします。
- ブラウザからの追加だと、Windows Printer via SAMBAという項目が無い。


解決方法
 このエラーはSambaやhplip等のCUPSとプリンタを繋ぐ中継役に問題がある時に起こるようです。
 Xubuntuでの解決方法はSynapticを使い、smbclientパッケージをインストールすると、Windows Printer via SAMBAという項目がCUPSの追加項目に増えるので、それで接続すれば正常にプリンタを追加する事ができます。
 コマンドでは下のように。
$ sudo apt-get install smbclient

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UbuntuでCanonプリンタのドライバの怪

2010年08月17日

 CanonはプリンターのLinux用ドライバを公開しています。バイナリではrpmとdebパッケージで公開されています。流れは共通パッケージをインストール後に、機種別のパッケージをインストールすれば完了です。

ドライバーページ
http://cweb.canon.jp/drv-upd/bj/other.html#linux


Ubuntuでは、以下のエラーが出る場合があります。
dpkg: 依存関係の問題により cnijfilter-common の設定ができません:
cnijfilter-common は以下に依存 (depends) します: libcupsys2 (>= 1.2.1) ...しかし:
パッケージ libcupsys2 はまだインストールされていません。
dpkg: cnijfilter-common の処理中にエラーが発生しました (--install):
依存関係の問題 - 設定を見送ります
以下のパッケージの処理中にエラーが発生しました:
cnijfilter-common

解決方法
下のURLからlibcupsys2_1.3.9-17ubuntu3.9_all.debをダウンロードしてきて、インストールしましょう。
http://packages.ubuntu.com/jaunty/all/libcupsys2/download


※ppdファイルは/usr/share/ppdの中にインストールされています。
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UbuntuでGoogle日本語入力(mozc)の怪

2010年05月11日

 とうとうGoogle日本語入力のオープンソースプロジェクトであるmozcが始動しました。今のところ、mozcを使用できるのはUbuntu系(Debian系)のOSだけです。これから色々なプラットフォームに対応していく予定みたいです。
 mozcは日本語入力エンジンでIBUSを使用して使います。インストール方法は公式ページに書いてある通りにやれば簡単です。

公式ブログでの告知
http://googlejapan.blogspot.com/2010/05/google_10.html

mozc公式ページ
http://code.google.com/p/mozc/


手順
1.依存パッケージをインストールしましょう。
sudo apt-get install g++ python libibus-dev libcurl4-openssl-dev libssl-dev zlib1g-dev libdbus-1-dev libglib2.0-dev devscripts debhelper subversion

2.次にコードをダウンロードします。
$ mkdir mozc
$ cd ./mozc
$ svn co http://src.chromium.org/svn/trunk/tools/depot_tools
$ export PATH=`pwd`/depot_tools:"$PATH"
$ mkdir -p ~/src/mozc
$ cd ~/src/mozc
$ gclient config http://mozc.googlecode.com/svn/trunk/src

3.アップデートします。
$ gclient sync

4.debパッケージをビルドし、インストールします。
$ cd ~/src/mozc/src
$ debuild -uc -us
$ sudo dpkg -i ../ibus-mozc_x.x.x.x-1_*.deb

5.IBUSが起動するように設定します。
パネル>システム>システム管理>言語サポート>キーボード入力に使うIMシステムをIBUSに設定します。

6.IBUSの変換エンジンとしてmozcを使うようにします。
パネル>システム>設定>IBusの設定>インプットメソッド>インプットメソッドの選択>日本語>Mozc>追加

7.再起動すればMozc日本語入力が使えます。「バージョン」で変換してみると確認できます。


参考
http://code.google.com/p/mozc/wiki/LinuxBuildInstructions

※AdobeFlashPlayer10.1からIBUSでもフラッシュ内で日本語入力できるようになったのでIbusに移行しても良さそうです。
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Ubuntu10.04 RCにアップグレードの怪

2010年04月22日

 少し前から、Ubuntu10.04が話題になっています。早速Ubuntu9.10からアップグレードしようと思います。今回は公式が推奨しているネットワークアップグレードでしようと思います。


アップグレード手順
1.前準備としてsynaptic等で全ての物をアップデートしておきます。

2.次にアップデートマネージャでアップグレードします。
$ update-manager --devel-release

3.後は画面の指示に従えば、アップデート完了です。


使用感
・起動/終了が速くなった気がします
・ソフトのインストールが見やすくなりました



参考URL
https://help.ubuntu.com/community/LucidUpgrades/#Upgrade%20from%209.10%20to%2010.04%20LTS%20Beta
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SCIM+Anthy(日本語)で和英変換の怪

2010年04月20日

 前回(Google日本語入力で和英変換の怪)でGoogle日本語入力用にEdictプロジェクトからの辞書を変換しましたが、ブログの趣旨としてはAnthy用に変換した方が良い気がするので、変換済みの物を作ってみました。インポート方法については後述します。
 これも私的に変換したものなので、いかなる保証もしかねます。

edict_anthy

※2010/04/21にソート済みの物に変更しました。


変更点
・読みと単語と優先順位というフォーマットに変換しました
・改行文字を変換しました
・読みに平仮名以外を登録できないので、登録出来ない単語は除外しました
(例:SIM等)
・読みに「ヴ」が使えないので、以下のように変更しました。
ヴ→ぶ
ヴぁ→ば

インポート手順
1.ダウンロードして解凍したedict_anthy.txtファイルを開き、Linuxの以下のファイルの末尾に追加します。
$HOME/.anthy/private_words_default

2.次に端末を起動からkasumiを起動します。
(私の環境では読み込みに数時間かかりました。)
$ kasumi

3.表示されたら保存を押し、暫く待ちます。
(ここで辞書をソートしています。)
(2010/04/20現在ソート済みの物を生成中です。)
(これも数時間かかりました。)

4.インポート完了です。



変換例
@りんご→apple
@きつね→fox

EDICTプロジェクト
http://www.csse.monash.edu.au/%7Ejwb/j_edict.html

EDICT for MS-IME 2
http://www.nurs.or.jp/~nagadomi/edictime2/
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Ubuntuで右クリックから端末を開く怪

2010年03月06日

 GUI操作+少しのCUI操作という方針だとCUIに切り替える時に少し手間がかかります。そこでメニューから開いてるディレクトリをカレントディレクトリとして端末を開けると便利です。
 Ubuntuではスクリプトをパッケージとして配布しているようで下のようにapt-getでインストールしてあげます。

sudo apt-get install nautilus-open-terminal

※Ubuntu以外の方法はあとで追記します。

追記
http://fun.poosan.net/sawa/index.php?UID=1123169151
ここに書いてありました。
タグ:GNOME ubuntu
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Fedora12でRPMForgeリポジトリを追加の怪

2010年02月09日

 RPMForgeとは、非公式なRed Hat系のリポジトリです。便利なパッケージを大量に保有していますが、公式リポジトリのパッケージと被っていたりと互換性の問題が多々あります。
 そこでリポジトリ追加後に無効にし、使う時だけ有効にするようにします。そうしないとアップデートのたびにRPMForgeを参照し、面倒なことになります。

導入手順
1.適当な作業ディレクトリに移動し、rpmパッケージをダウンロードします。
# wget http://packages.sw.be/rpmforge-release/rpmforge-release-0.5.1-1.el5.rf.i386.rpm
(※64bitの場合はx86_64にしてください)
2.インストールします。
# rpm -Uhv rpmforge-release-*.rpm

3.普段使わないように設定します。
/etc/yum.repos.d/rpmforge.repo
enabled = 0

4.使う場合は下のようにします。
# yum --enablerepo=rpmforge install hogehoge



参考にしたURL(公式サイト)
http://rpmrepo.org/RPMforge
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Fedora12でyum高速化の怪

2010年02月08日

 yumコマンドでアップデートやインストールをする時に、非常に時間がかかる場合があります。その原因の一つとして、遠い国のリポジトリミラーに繋がってることがあります。Fedoraには、それを解決するためのパッケージが用意されています。
 yum-fastestmirrorというパッケージで、自動で一番速いミラーを探して接続してくれる便利なパッケージです。導入方法は簡単で以下の通りです。

導入
# yum install yum-fastestmirror



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Fedora12の主流パッケージマネージャまとめの怪

2010年02月07日

 現在のFedora12で使える主流パッケージマネージャを自分用に纏めようと思います。

・ソフトウェアの追加/削除(Add/Remove Software)
名前 :"gpk-application", "Gpk-application"
内部使用コマンド:yum
補足:Fedoraにデフォルトでインストールされています。

・Synapticパッケージマネージャ
名前:"synaptic", "Synaptic"
内部使用コマンド:apt
捕捉:yumコマンドで導入します。
# yum install synaptic



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Fedora12で右クリックからファイルを圧縮の怪

2010年02月05日

 Ubuntuではデフォルトで右クリックメニューから圧縮できますが、Fedoraではできません。そこで右クリックメニューに圧縮コマンドを追加しましょう。

手順
1./homeディレクトリ/.gnome2/nautilus-scriptsに以下のファイルを作ります。
ファイル名:圧縮する
#!/bin/sh
file-roller -d $NAUTILUS_SCRIPT_SELECTED_FILE_PATHS

2.右クリックから実行可能にする。もしくは以下のコマンド
# chmod 755 圧縮する

※7-zipをインストールしておくと、更に幸せ。
#yum install p7zip

3.これで右クリックのスクリプトに圧縮するが追加されています。



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Fedora12でgksuコマンド代替の怪

2010年02月05日

 Ubuntuにはgksuコマンドというグラフィカルな管理者権限実行コマンドがあります。非常に便利なコマンドで下の例のように打つとパスワードを問うダイアログがでて、コマンドをroot権限で実行する事ができます。
$ gksu コマンド

 Fedoraでも似た機能であるbeesuコマンドが実装されていますが、デフォルトではインストールされていないのでインストールしましょう。

導入
# yum install beesu

 使い方はgksuの例と全く同じですが、gksuはユーザー側のパスワードであるのに対し、beesuではrootのパスワードを求められるので注意しましょう。

関連記事
Linuxの右クリックで管理者権限で開くを追加の怪(GNOME編)


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GNOMEで「メニューの編集」が無い場合の怪

2010年02月03日

 今までメニューの編集はパネル>アプリケーション>右クリックからメニューの編集を選びましょうと書いていました。しかしFedora12のDVD版ではメニューの編集がありません。他のLinux(GNOME)でもメニューの編集が無い場合があります。そういう場合の情報をメモします。

導入
1.alacarteをインストールします。
・Fedoraの場合
# yum install alacarte

・Ubuntuの場合
$ sudo apt-get install alacarte



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Linuxの右クリックで管理者権限で開くを追加の怪(KDE編)

2010年01月23日

 今回はKDEでの右クリックメニューに「管理者権限で開く」機能を追加する趣旨です。GNOMEでは"nautilus-gksu"や、"nautilus-beesu-manager"等にあたる物を導入します。

導入手順
1.下のURLのページ中段にあるdownloadから48411-rootactions_servicemenu_2.4.8.tar.gzをダウンロードしてきます。
http://www.kde-apps.org/content/show.php?content=48411

2.解凍してrootactions-servicemenu.plを/usr/local/binにコピーします。
$ sudo su
$ cd /解凍したディレクトリ/rootactions_servicemenu_2.4.8/Root_Actions_2.4.8
$ cp rootactions-servicemenu.pl /usr/local/bin/


3.*.desktopファイルを下の場所にコピーする。
/解凍したディレクトリ/Root_Actions_2.4/dolphin-KDE4/*.desktop
↓コピー
/home/USER_NAME/.kde/share/kde4/services/ServiceMenus/

※/ServiceMenusが無い場合は作りましょう。

4.これで右クリックメニューにRoot Actionsが追加されています。


GNOMEの場合
Linuxの右クリックで管理者権限で開くを追加の怪(GNOME編)


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UbuntuにKDE導入の怪

2010年01月23日

 今回はUbuntuにKDEをインストールする時に使うメモです。

導入手順
1.コンソールを起動し、KDEをインストールします。
$ sudo apt-get install kubuntu-kde4-desktop kde-l10n-ja
(sudo apt-get install kubuntu-desktopでも良いらしい)
(sudo apt-get install kde-*-jaは諸刃の剣)

2.インストール時にログインマネージャを選べるが、必要ならば後から変更します。
$ sudo vi /etc/X11/default-display-manager

お好きな方を。
/usr/bin/gdm
/usr/bin/kdm-kde4


3.再起動したら終了です。



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Linuxの右クリックで管理者権限で開くを追加の怪(GNOME編)

2010年01月23日

 WindowsではVistaの頃から加わった右クリックメニューの「管理者として開く」。CUI操作になれているとLinuxのsuとsudoコマンドで十分なのですが、GUI操作ですと、やはりあると便利です。
 今回はGNOME編ですのでLinux以外にもSolaris系のOSやBSD系のOSでも活用できると思います。
 余談ですが、Ubuntuには"nautilus-gksu"という同じ事をするパッケージがあるそうです。しかしながらFedoraに同じパッケージが存在しないので、この方法が良いと思います。

導入手順
1.GNOMEの右クリックから実行できるスクリプト保存場所を開きます。
/home/USER_NAME/.gnome2/nautilus-scripts

2.ここに空ファイルで"管理者として開く"というファイルを作ります。

3.geditで開き、中に以下の内容のペーストして保存します。
Ubuntuの場合
#!/bin/sh
gksu gnome-open $NAUTILUS_SCRIPT_SELECTED_FILE_PATHS

Fedoraの場合
※beesuが無い場合はインストールしてください。
# yum install beesu
#!/bin/sh
beesu gnome-open $NAUTILUS_SCRIPT_SELECTED_FILE_PATHS

4.ファイルを右クリック>アクセス権>プログラムとして実行できるにチェックを入れます。

5.これで右クリックした時にスクリプトという項目が加わりますので、そこを開くと管理者として開くというスクリプトを実行できます。


KDEの場合
Linuxの右クリックで管理者権限で開くを追加の怪(KDE編)

2010/01/23追記
Fedoraで同じ使い道のパッケージがありました。
# yum install nautilus-beesu-manager

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