Fedora13にXFCE導入の怪

2010年09月11日

 Fedora13に軽量デスクトップ環境として有名なXFCEを導入した時のメモです。GnomeやKDEがゴテゴテして重くなってきたと感じている方にはぴったりなデスクトップ環境です。

導入手順
・GUIからインストールの場合
 synapticかソフトウェアの追加/削除でXFCEを検索して、XFCE(xfce-desktop)をインストールします。

・CUIからインストールの場合
# yum groupinstall "XFCE"


ログインマネージャについて

 XFCE4にはログインマネージャがついていないようなので、GDMを利用します。gnome-desktopを削除してしまっても大丈夫ですが、その場合はgdmをインストールしときましょう。
# yum install gdm


おまけ
 KDMやXDMを利用したい場合は、インストールした後に/etc/sysconfig/desktopの下の項目を編集してください。
DISPLAYMANAGER="KDE"

・XDMのインストール
# yum install xorg-x11-xdm
・KDMのインストール
# yum install kdm

※XDMではXFCEがうまく起動しない場合があるので、xsessionについてよく調べてから行ないましょう。
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FedoraでのVitrulaBoxTIPSの怪

2010年09月10日

 書いたと思ったら書いていなかったので、VirtualBoxにFedora13をインストールした後にVirtualBox Guest Additionsの導入関係のメモです。

FedoraでGuest Additionsのインストールに必要な物
・kernel-headers
・kernel-devel
・gcc
#yum install kernel-headers kernel-devel gcc

注意点
・上のリスト中で特にkernel-develに気をつけてください。下のコマンドで現在のカーネルを確認して末尾がPAEの場合はPAE版であるkernel-pae-develをインストールする必要があります。
# uname -r
・カーネルパッケージと同じバージョンである必要があるので、インストール後は必ず下のコマンドで最新版に揃える必要があります。
# yum update -y
・カーネルパッケージは再起動後に適用されるので注意してください。

インストール
 ホスト側からデバイス>Guest Additionsのインストールを選び、ゲストの/media/VBOXADDITIONS_xxxxからVBoxLinuxAdditions-x86.run(64bit版の場合はVBoxLinuxAdditions-x64.runを)を端末で実行すれば完了です。

※間違ったkernel-develやバージョンが一致していない場合は以下のエラーが端末内に出るので注意してください。
Building the Virtualbox Guest Additions kernel modules [失敗]
(Your system does not seem to be set up to build kernel modules.
Look at /var/log/vboxadd-install.log to find out what went wrong)


 正しくインストールできていれば、再起動後にシームレスウィンドウモード等が使えるようになります。
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